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【女子バドミントン・ダブルス】タカマツ金メダル!結成10年目の最強ペアが日本バド界初の快挙




 ◇リオデジャネイロ五輪女子バドミントン・ダブルス決勝(2016年8月18日 リオ中央体育館)

 タカマツが世界の頂点にたどり着いた。女子ダブルス決勝で、世界ランキング1位の高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組が、デンマークのリターユヒル、ペデルセン組に2―1で逆転勝利。結成10年目の最強ペアが、日本バドミントン界で初めての金メダルを獲得した。

 優勝が決まった瞬間、高橋はコートに突っ伏し、松友はしゃがみこんだ。第3ゲームは16―19から怒とうの5連続ポイント。まさに死闘を制した。12年ロンドン五輪の藤井・垣岩に続く決勝の舞台。「自分たちの力がどれだけ通用するかをぶつけて、楽しみたい」と気合を入れていた松友が前衛で組み立て、高橋が強打を放った。第1ゲームを奪われたタカマツだが、第2ゲームを21―9と圧倒すると勢いに乗って逆転勝ち。日本バドミントン界の夢を、2人が現実に変えた。

 高橋が小学4年、松友が小学3年の16年前、全国大会で2人は出会った。1年後、地元クラブの交流大会の決勝で対決。勝った高橋は「あまり覚えていない」と振り返るが、文通が始まった。ともに聖ウルスラ学院英智高に進学し高橋が2年、松友が1年の07年6月、ペアを結成。おおらかな高橋と、繊細な松友。パワーが武器の先輩と、巧みにゲームメークする後輩。周囲は「姉妹のよう」と言うが、高橋は「(松友は)人生を変えてくれた。恋人みたいな存在」と笑う。

 14年に世界ランキング1位に躍り出たが、2人は「一生、挑戦者」と繰り返してきた。「ランクのような数字は何でもいい。でも、世界中の人に女子ダブルス最強はタカマツだと認められたい」と高橋。松友は「先輩(高橋)を含め、コート上にいる3人を全部コントロールしたい」と言う。女性向けラケットは一般的に80グラム台の重さだが、松友は予備も含めて全て77・2グラムにそろえる。先輩が決めてくれるから、パワーは必要ない。前衛でのプレーを重視し、操作性を極限まで高めた。

 勝負のリオ五輪イヤーは、圧倒的な強さを見せた。五輪出場権争いやシード争いでし烈だったスーパーシリーズに6戦出場し、3度の優勝。五輪までの主な国際大会で、棄権を除けば41勝3敗と驚異的な数字を残した。そして、「誰もが金メダルを目指して本気で戦いにくる最高の場所。自分たちも最高のプレーを」と意気込んだリオでも、圧巻の進撃。今年に入って田児、桃田らによる闇カジノ騒動で揺れたバドミントン界。世界最強ペアが手にした黄金の輝きで、光を取り戻した。

 ▼高橋 最後競った場面で追い付き、こういう時は自分たちの方が強いと思ってプレーできた。

 ▼松友 ちょっと1ゲーム目が良くなかったが、ファイナルでは私がやってきたことを出そうと思って、出したことで逆転できた。


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