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【阿蘇山噴火】>>>「また災害が・・・」被災者嘆息、風評被害も懸念される




未明の空に激しい噴煙が上がり、熊本地震の被災地を無数の噴石が襲った。

8日に36年ぶりに爆発的噴火が発生した熊本県・阿蘇山

広範囲に拡散した火山灰は市街地や農地を灰色に染め、電線に積もった灰は阿蘇市などで停電を引き起こして闇に包んだ。

復興に向けて立ち上がりつつあった被災者は続く災難を嘆き、農家や観光業者らは風評被害を懸念する。


◇被災者再び受難

 「窓ガラスが割れなかったのが奇跡と思うほど、噴石が屋根に降り続けた」。

阿蘇市一の宮町の会社役員、岡橋太郎さん(73)が8日未明の噴火時の恐怖をそう語った。

自宅は噴火した阿蘇山中岳第1火口から約4.5キロ北東に位置。「ゴゴゴゴー」とごう音が響く中、夜空に稲光が走り、バチバチと降りやまない噴石に襲われた。

屋根には明かり取りの窓が3枚あり、ガラスに直撃した噴石がいつ屋内に飛び込んでくるか分からなかった。


熊本地震では自宅横の土砂が崩れかかり、地盤が約10センチ沈下。

今も屋根などにブルーシートを数カ所張り、雨水が亀裂に流れ込むのを防いでいる。

朝になって周囲を確認すると、大きいもので直径10センチほどの噴石が無数に転がり、屋根の雨どいは火山灰と噴石でいっぱいになり、ブルーシートの上にも多く降り積もった。

岡橋さんは「地震に続いて噴火が起きるとは」とため息をついていた。


地震の被災者が身を寄せる阿蘇市黒川の仮設住宅に向かった。

火口から約6キロ北に離れたこの仮設団地の住宅の屋根や駐車場は、降灰でうっすらと灰色に染まっていた。


夫(67)と2人で暮らす女性(64)は、地震で同市波野地区の自宅が半壊したため、仮設に入居した。

女性は「まさかこんな大きな噴火が起きて、再び怖い思いをするとは考えてもみなかった」と声を震わせた。


2人とも気管支に病気があり、噴火後は窓も開けることができず、外出を控えている。

波野地区は火口から北東に十数キロ離れており、女性は「火口から遠い自宅に戻りたい。一日でも早く噴火がおさまってほしい」と願った。


◇キャベツに灰、農家落胆

阿蘇山の噴火とそれに伴う火山灰の降灰に見舞われ、実りの秋を迎えた農家は落胆の色を隠せない。


標高約700メートルの阿蘇市波野地区はキャベツの産地として知られ、夏秋キャベツの収穫時期を迎えている。

8日朝、畑に火山灰がかかり、息子らと収穫作業に追われていた古林(こばやし)信男さん(66)は周囲を見渡し、「波野のキャベツで被害が出ているのは地区の北東の端の私たちの畑だけかもしれない。

風の流れがうらめしい」と話す。


今年は災難が続き、生育調整に苦労した。地震に加え、梅雨時期は大雨に襲われた。

一転、8月は日照りになり、9月に再び長雨になった。

「火山灰を取り除く手間は通常の収穫の5倍くらいかかるが、品質に影響はない」と、火山灰がついたキャベツの外皮を取り除きながら話した。

ただ過去の噴火で取引先から一方的に契約を切られたことがあり、「怖いのは阿蘇の農業や畜産がだめなんじゃないか、という風評被害が広がることだ」と気をもんだ。


阿蘇市一の宮町でアスパラガスと米を作る農家の室(むろ)治夫さん(66)も朝からアスパラガスのビニールハウスに積もった灰を水で流し落とす作業に追われた。

「今年は秋の長雨で米の収穫がすんでいない農家も多い。復興へ向かうさなかの噴火で、自然災害の怖さを思い知った年だ」と話した。



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