【全仏OP】錦織 「嫌な選手」に進化…ジョコにもマリーにも勝てる?



 テニスの全仏オープン(パリ)は22日に開幕。世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)は世界116位のシモーネ・ボレリ(30=イタリア)との1回戦に臨み、2セットを連取後に雨で中断となり、23日に再開されることになった。前哨戦のイタリア国際では同1位ノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)を追い詰めるなど今季クレー(赤土)コート絶好調。グランドスラム大会初制覇に好機到来の“エアK”をGAORAテニス中継解説者の佐藤武文氏(45)が占った。

 錦織の初戦は第2セット途中に2時間半以上中断。一度は再開したものの、再び中断となり第3セットを2―1とリードした場面で23日に再開されることになった。

 前哨戦のマドリード・オープン、イタリア国際でいずれもジョコビッチに敗れたものの、ベスト4に進出。佐藤氏が「体力を凌駕するほど精神的に充実している」と評価する状態で、赤土の最強決定戦を迎えた。

 絶対王者ジョコビッチは全仏でも大きな壁となるものの、その差は確実に縮まっている。順当に勝ち上がれば決勝で再戦となるが、佐藤氏は「次の対戦は楽しみ。ジョコビッチに対してのテニスができている。早いタイミングで実際にポイントが取れている。相手が嫌がることをできるようになってきた」。

 今季の錦織の特徴としては相手の必勝パターンを崩すことにある。これまで全敗だった天敵リシャール・ガスケ(29=フランス)に2連勝。「バックの打ち合いで、中ロブ(山なりのボール)を打ち、高い打点で打たせて崩すのがガスケの対錦織の鉄板パターン。ボールが浅くなって、そこから展開される。今回は無駄にラリーしなかった」と佐藤氏は分析する。



 同じことは、対ジョコビッチにも言える。持ち味は強固な守備力を生かしたラリーの応酬からの強烈なショットだ。それをさせないことが勝利への突破口になるが、錦織は攻撃力の強化を図ることで、これを可能にした。「ジョコビッチが一番嫌がるのは、同じペースでラリーをさせないこと。それは(ロジャー)フェデラー(34=スイス)が証明している。(錦織は)サーブの威力が増した分、3~5球目で仕留めることができる。すごい効果的。ディフェンスが堅くても打ち崩せる」

 クレーでもベースラインの中に入って速攻を決める錦織だが、今年は後方からでも相手を翻弄する。「相手としては追い込んでいるのに、そこからも打ってくると、もっと無理しないといけない。当然、ミスの確率が高くなる。これが、ランク下の選手に対して、取りこぼしが少なくなっている要因です」と進化した姿を見せている。

 近年にない充実度とあって、全仏制覇への期待は膨らむ。佐藤氏は「(ラファエル)ナダル(29=スペイン)もいますけど、敵はジョコビッチと(アンディ)マリー(29=英国)ぐらい。そこしか見てないと思います」。2014年全米オープン以来となるジョコビッチ戦の勝利、そして悲願の初優勝へ、好機は到来している。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク
カレンダー
01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
プロフィール

tattyannel001

Author:tattyannel001
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
最新記事
スポンサードリンク
ブログ村ランキング
カテゴリ
月別アーカイブ
スポンサードリンク