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《故夏目雅子さん》の遺作『瀬戸内少年野球団』が武井咲主演で再映像化されるそうだ。

 

 1984年に故・夏目雅子さん主演で映画化された『瀬戸内少年野球団』(篠田正浩監督)が、武井咲主演のドラマスペシャルとして再映像化、テレビ朝日系列で今秋放送されることが29日、わかった。

 27歳の若さで他界した夏目さんと遺作として、「わたしたち 野球をやりましょう」のせりふとともに、いまだ多くの人々の記憶に残る同作は、生涯5000曲以上の作詞を手がけた昭和を代表する作詞家、故・阿久悠さんが1979年に上梓した自伝的小説が原作。

 今回のドラマスペシャルでは原作をより忠実に再現する方針のもと、兵庫県淡路島を舞台に、敗戦により生きる気力を失った子どもたちに、野球を通して夢と希望を与えていくヒロインの小学校教諭・中井駒子と、子どもたちの絆を描く。

 かつて夏目さんが演じた駒子先生に抜てきされた武井は「演じるにあたり映画を拝見しましたが、今では難しいような衝撃的な表現があって、今回のドラマではどうなるのかな?と思ったのと、ただただ夏目さんが美しくて…。この方が演じられた役を私がやるという緊張感はものすごいものでした」とコメントしている。

 さまざまなプレッシャーにさらされた撮影現場で武井の支えとなったのは“教え子”たち。「子どもたちの頑張りに引っ張られて最後までやり通すことができました。この作品は、子どもたちの大きなエネルギーと、みんなが前を向いて一生懸命生きようとする希望にあふれています」と感謝し、「最後は、ありがとうという思いで子どもたち全員に手紙を書かせていただきました」と明かしている。

 その教え子の1人、少年たちのマドンナ的存在となる海軍提督の娘、波多野武女役で人気子役の本田望結が出演。武井との初共演が実現した。フィギュアスケーターでもある本田は、その運動能力を発揮して野球の練習も一生懸命行い、「試合のシーンで、特訓の成果が出てすごくうまくいったと思います」と話している。

 また、映画版で夏目さんと共演し、阿久さんの分身とも言える少年・竜太を演じた山内圭哉が旅役者・池田新太郎役で出演。その旅役者に入れあげる商魂たくましい島の名物“オバハン”役に友近が起用され、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で“くっつかなかった”2人の再共演も楽しみだ。駒子の夫の両親役に大杉漣と高橋恵子ほか、えなりかずき、平泉成らが出演する。

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